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NULアクセシビリティ株式会社は株式会社D&Iと堺支援学校でテレワーク実習を開催しました
NULアクセシビリティ株式会社(所在地:東京都江東区、代表取締役:寺嶋文之、以下NAL)は、株式会社D&I(所在地:東京都千代田区、代表取締役:杉本大祐、以下D&I)と合同で、2020年9月6日~10日に大阪府立堺支援学校(所在地:大阪府堺市、校長:西浦由夏、以下堺支援学校)の中学生に対して、テレワーク実習を実施いたしました。
テレワーク実習について
大阪府教育庁では、府立支援学校に通う生徒の社会的自立を促進する為に、就労支援に関する様々な取組みを進めております。 「働きたい」という意欲はあるものの、障がいの状況等により、通勤の困難性や職場環境の問題から、就職の断念や就職先の選択肢が制限されてしまうケースがあります。こうした状況の解消支援として、NALとD&Iは「テレワーク実習」「実務体験」を実施しました。
テレワーク授業の内容
1日目~2日目は「社会人として」をテーマに講義し、3日目~5日目は勤怠管理や日報業務、WEBアクセシビリティ検査業務を体験してもらいました。
1日目.テレワーク理解研修や働くとは
「そもそも働くってなんだろう?」「学生と社会人の違いは?」「テレワークのメリット、デメリットってなに?」などをテーマにディスカッションを実施しました。
2日目.WEB会議システムの体験実習
オンライン会議の説明から入り、自己紹介やオンライン会議の使い方を一緒に行いました。
3日目.NULアクセシビリティの職場を体験する
勤怠や日報などの就労に必要な基本業務を実施しました。
4日目.NULアクセシビリティの業務を体験する
ウェブアクセシビリティ業務の学習と体験を実施しました。
5日目.振り返りと修了証書授与式
先輩社員の経験談や苦労した話を共有、実習に参加した生徒達に修了証書の授与を行いました。
生徒の感想
- 色の識別機能アプリを使って、スポイトで色の採取をするのがとても大変なことがわかった。
- ホームページには障害者の支援機能がついていることがわかり、勉強になった。
保護者の感想
- テレワークの体験ができたのは、これから仕事を選ぶうえで、良い、経験になったと思う。
教員の感想
- コミュニケーションが苦手、通勤が難しい人には、テレワークによる就業は進路の可能性を広げてくれる。
外部事例
大阪教育庁
府立支援学校の生徒及び保護者を対象としたテレワーク体験実習の開催株式会社D&I
堺支援学校の生徒向けにテレワーク体験実習を開催今後の展望
今後もITのノウハウを活用し、テレワークという働き方を通して障害者雇用の可能性を広げるきっかけになればと思います。